日本に帰国
バックバック一つと寝袋一つ背負って日本に帰国した。
地元の税関の男性に免税の申告をしバックパックを広げて見せると
え?一人?一人で旅行?と目を丸くしながら言われる
はい。そうです。と私
え?どのくらい?とまたまんまるな目で問いかけられる。
えと、一年です。
え?一年?1人で?とまた聴かれる
はい。と
、
なんだ。そんなに女性一人旅が珍しいんか?
確かに髪ボサボサだけど
サンダルだけど
、
日本人離れした雰囲気今は醸し出してるかもしんないけど
ニュージーランドから帰国は珍しくないだろう
イランイラクとか危険区域からの帰還ではねーし、と思いながらバックパックをみせる
全部見せ終わり、バックパックを担ぐ
税関の男性、一呼吸おいて
お疲れ様でした!と言われ一礼された
いや、私、何者?
税関者にとって私は一体何者にうつったんだろうか
家族の迎えがあり
自宅に帰り
母親からお風呂に入んなさい。その間に夕食作っておくからーと声をかけられた
シャワーを浴び、夕食が出来上がるひととき自分のベッドに入る
今までドミトリーの二段ベッド暮らしだった私はベッドの枕の柔らかさと布団の柔らかさに包まれ
一瞬で気を失った
起きたらまた夕方。
24時間たっていたというね。
安心感て凄いな
追記
海外一年間行く代わりに
一週間に一回の手紙を送る約束を父としていた
私は律儀に一週間に一回、手紙を書いて送っていた、
父曰く
最後らへんはお前の字が汚くて読んでない、と
Shock!
でも
まあ、無事にニュージーランドで生活していることに安堵したのかもしれないな
、
、
三年後にマレーシア国で行方不明になり日本国から捜索されることも知らずに私も父もこれから三年間呑気に過ごしていた
三年後に
死ななくて本当に良かった