病棟の怖い話
今週のお題「残暑を乗り切る」
私は幽霊が大嫌いだ
海外の悪魔の方がまだましだと思う
ポルターガイストとかただ家や額や家具がガタガタ揺れるだけだし
悪魔がとりついたなんてそもそも人間自体が悪魔みたいなものなんだから。
欲の塊の人間の方がよっぽど怖い
、
それに比べて日本の幽霊は恨み辛みや呪い、祟りとかマジでありそうで怖い
日本の幽霊ほど怖いもんはないとほんま
思う
おどろおどろしている。ねちっこい
しつこい。
さっぱり逝けば良いのに
いさぎよく逝けば良いのにと私は思う。死んだことないけど。幽霊になったことないけど
海外は意見を言えて一人前とか
日本人は間を読む。気を使う風潮がある。
言いたい事は我慢する。自分が、我慢すれば上手くいくと考える
だから
こんなおどろおどろしいゴーストが出来上がるんだ
いさぎよく成仏すれば良いのに。それが出来ない。
それが日本の幽霊なんだと。
ビジネスホテルのフロントで働いていた時にあの和室は出ると噂ではなく本気で言われていた
フロントがベッドメーキングが出来ているかチェックしにいく役割をそのホテルは担っていた
新人の私はその和室のメーキングチェックに行くことになった
その階に行き、いそいそと和室におもむく
なんか、身体全体で早くフロントに帰れと第6感が私に言う
、知ってる
私も早く一階のフロントに帰りたい泣
すると
廊下から
キャッキャッと女の子の、笑い声とパタパタと走る音が響き渡る
、
あー、もう。きたじゃん。既に泣
携帯でフロントに電話し、出ました。チェックまだ不十分ですが、かえってきて良いですか?と
主任に泣きつく
あー、もう、良いよ。わかったわかった。と
こんな時はエレベーターではなく
階段でかけおりるに限る!
しゅたたたた
ゼイゼイハアハア
帰りました。
怖かったですー!!と
私は夜勤はなかったが
この和室はフロント等では有名で
夜、隣の部屋の客からクレームが度々来るらしい
「隣の部屋の子ども等がうるさくて眠れない」
と。
フロントの男性等はその度に「失礼しました」と言って
部屋をグレードアップし変えていた
今なら
座敷わらしがいるホテルで売り出せると思うんだけどな
今もいるんかな
女の子
ぶあ。
病棟の話、できなかった