ニュージーランドのハミルトンへ(死ぬかと思った編)
オークランドで知り合った日本人の男性とハミルトンに行くか。と以前に話していたのでニュージーランド一周する前に二人でレンタカーを借りて行くことにした。
免許は国際免許証を日本で手続きをして作っていたので、二人とも運転はできる。ただ借りるのはクレジットカードを持ってないと借りれなかった。
クレジットカードは海外ではパスポートの次に金銭的な身元保証人になってくれる。
男性日本人は持っていなかったので←信じられん
私がレンタカーを借りてハミルトンへ
今みたいにナビや携帯Googleマップ等なかった時代なので普通に地図を買い、道を確認しながら走りました。
モバイルフォンも古い!平成の子達は知ってるのか。。
一応高速道路を走るが、これまじで高速道路?というぐらいの砂利道で全く舗装されていません。
まあ、無料だから。と延延と続く砂利道を進みます。
車も古くエアコン無し。ラジオを聴きながら走りました。
なかなかよい。
途中から高速道路がクネクネと曲がりくねり初め、登り下りが激しくなりはじめた。
ゆっくりでいいから←私
わかってるよ。←男
普通に安全運転してましたよ。はい
下りが続く道にさしかかった瞬間にだんだん車のスピードがあがってきました。
ゆっくりでいいと言ったじゃん、と私が横を振り向くと、日本人男性の顔が真顔。
スピードは増していきます。
なにしてんの?!と私は叫びます。
男もブレーキが効かないんだよ!と叫びます。
、まじか。
やばいやつやん、これ。
よくよく見たらハンドルもとられはじめてきたらしい。
車がダブってきはじめた。
私、ここで死ぬんか。。と本気で思いました。
覚悟はすぐに決めました
直後に車は回転しはじめコントロール不可に。
目をつむり、おかーさん!と心の中で叫びました!
気づいたら木にぶつかり車は大破。
私達は無傷。
ハミルトンは諦め、レンタカー会社に連絡。
散々な旅行になりました。
カードから修理代として26万円程度引かれ、お互いの両親に連絡をとり、日本人男性から半分修理代を頂きました。
木があって本当に良かったです。崖に墜ちなくてすんだから。
、
日本人男性と車から降りて安否を確認し、ちょっと歩いてみました。砂利道の高速道路を。
数本、木が生えた先にはもう木ははえていなくそこでスリップしていたら崖に墜ちてました。
、
そこで思い出したのは死んだばあちゃんでした。
ばあちゃん、守ってくれてありがとー。
土蛍は見れませんでした。ハミルトン行きたかった
、
お花畑も見られなかった
それは本当に良かった